最新ツールの活用
ツールは目的ではなく手段
当事務所では、効率化を目的として積極的に最新ツールを導入しています。
目的によって導入するツールは様々ですが、気を付けているのは決して独りよがりの効率化にならないことです。
お客様からすれば、税理士事務所が導入しているからという理由だけで普段使わないようなツールを契約させられても、迷惑と感じる方がほとんどでしょう。
お客様の効率化が最大の目的ですので、ツールはそのための手段にすぎないということを意識するようにしています。
効率化の方針
ツールを導入する際の判断基準として、次のような方針を大切にしています。
コストパフォーマンスを重視すること
高額なツールほど高機能である可能性が高いのは否定できませんが、導入・運用コストが高すぎるのであれば、利用するメリットが薄くなります。
大切なのはコストに対してどれだけの効果が得られるかだと思いますので、会社規模に応じて、適正な価格で最大限の効果を発揮するツールをご提案するよう努めています。
管理会計の世界では「投資のコストを上回るベネフィットがある」という言い方をします。
効率化が実感できること
効率化は、目に見えて効果を実感できるものでなければならないと思います。
「導入直後は効果が分かりづらい」と説明されるベンダー(売手)もおりますが、経験上、良いツールほど導入当初から効果を実感できることが多いように感じます。
もちろん、ツール自体は優れていても相性が悪い(うまく運用できない)というケースもありますので、判断が難しいところですが、効率化が実感できない場合は無理に継続せず、早めに別の方法に切替えるようご提案しています。
皆様が日常的に使われているツールも利用開始から効果を実感できたものが多いのではないでしょうか。
ストレスなく操作できること
良いツールの基準は人それぞれですが、個人的には直感的に操作できるツールは良いツールだと感じます。
ただ、税務・会計は専門的すぎる分野であるため、全て直感的に操作できるツールというのが存在しないのも事実です。ですので、マニュアルやサポート体制が充実しているツールであるかという点も重要だと思います。
共通して言えるのは「ストレスなく操作できるか」という点に尽きると思います。
多機能なツールほどここで差が出ると感じます。
特定のツールに依存しないこと
どのような業界でも、ベンダー(売手)はお客様の使用するツールを可能な限り自社製品に統一してもらおうと営業努力をしています。
社内のツールを特定のメーカーの製品に統一するメリットもありますが、一方で、例えば会計ソフトはA社のソフトが良いけれども、給与計算ソフトはB社のソフトが良いというケースは頻繁にあります。
メーカーごとに得意とする分野が異なりますので、当然のことだと思います。また、時代が変わればさらに革新的なソフトを開発する会社も出てくるでしょう。
大切なことは、特定のツールに固執しすぎず、時代にあわせて柔軟に変更することだと感じます。
良いツールほど自社製品に自信をもっているため、柔軟に変更可能であったり他社製品と互換性が強い印象があります。
- コストパフォーマンスを重視すること
- 効率化が実感できること
- ストレスなく操作できること
- 特定のツールに依存しないこと
ひとりひとりに合った効率化へ
効率化の定義は人それぞれであり
時代によっても変わっていきます。
それぞれに合った効率化をご提案し、実感いただきたいと願っています。
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