本記事では、Amazonの「購入明細データ (CSV)」「請求書 (PDF)」を一括ダウンロードする方法を解説いたします。

帳簿の作成が非常に楽になりますので、ぜひご覧ください!
Amazon購入取引の問題点



Amazonで事業用品を購入する場合、クレジットカード決済をするのが一般的です。
しかし、クレジットカード明細を見ると、全ての購入に「Amazon」とだけ記載されるため、何を購入したのか分からないのが最大の問題点です。




Amazonで年間大量に商品を購入している場合、注文履歴からひとつひとつ調べて帳簿に記載する必要があります。。。
従来までは時間をかけて調べるしかなかったのですが、2024年頃にAmazonで取引データのダウンロードが出来るようになりました。




具体的には、①全取引のCSVデータ、②各取引の請求書 (PDF) が一括ダウンロードできます!
ダウンロード手順
ここからは、具体的なダウンロード手順を解説します。




パソコンでの操作を前提に解説しますが、STEP7まではスマホアプリでも出来ます!







私はいつも Google Chrome を使用しています。







メニュー画面の構成はよく変わりますが、必ず上の方にあります。







1番下までスクロールすると見つかるはずです。







残念なのは「年の選択」が出来ないことです。
Amazonに加入してから現在までの全てのデータがダウンロードされるためデータも重くなってしまうので、改善を待ちたいところです。







まだ申請は完了しておらず、このあとEメールでの認証が必要なのでご注意ください。







こちらはEメールの画面です。







「通常、1ヵ月程度でお送りします」と書かれており、当初は「そんなにかかるのか」と驚きました。
しかし2回試したところ、
1月29日の17時29分申請では1時間半後の18時56分に完了メールが届きました。
2月16日の16時22分申請では2日後の2月18日19時45分に完了メールが届きました。
確定申告前は混み合うと思われますので、お早めの申請をおすすめします。







ボタンを押すとAmazonの専用サイトに遷移します。







ファイルは2つ表示されますが、
1つ目の「Your Orders.zip」にCSVデータや請求書(PDF) が入っています。
2つ目の「FileDescriptions.csv」は上記ファイルの説明が記載されているのみですので、不要ならダウンロードしなくても大丈夫です。







「Your Orders.zip」には大量のデータが入っていますが、必要なCSVデータは以下2つのみです。
① デジタル購入分
「Digital-Ordering.3」というフォルダの「Digital Items.csv」というファイルです。
② 通常購入分
「Retail.OrderHistory.3」というフォルダの「Retail.OrderHistory.csv」というファイルです。







1番下の「Retail.TransactionalInvoicing」というフォルダに請求書(PDF) が全て格納されています。
以上で、作業は完了です。
このCSVデータを加工したり、経費にする取引を選んで当事務所に提出いただければ、帳簿の作成が非常に効率的になります。ぜひご活用ください。